北陸新幹線で長野へ！ エキナカで楽しめるご当地グルメ＆お土産8選

善光寺の門前に暖簾を掲げる「八幡屋礒五郎」は、江戸時代から続く七味唐辛子の老舗。香り高い唐辛子に、山椒や陳皮、紫蘇など七種の薬味を絶妙に配合し、料理に奥行きを添える逸品です。蕎麦や味噌汁はもちろん、洋風のアレンジにも好相性。ひと振りで印象が変わることから、長野県民の食卓に欠かせない〈信州の味〉として親しまれてきました。創業以来のロングセラー「七味唐からし」は、限定パッケージの「イヤーモデル缶」が毎年発売されるので、リピーターの方にもおすすめです。

長野市鬼無里（きなさ）に本店を構える「いろは堂」は、創業約100年を数えるおやきの老舗。新鮮な野菜や山菜を自社工場で味付けし、1日1万個にも及ぶおやきをひとつひとつ丁寧に手包みしています。油でさっと揚げてからこんがり焼いたもっちり生地のなかには、「野沢菜」や「しめじ」など、信州の郷土の味がぎっしり。軽食としてもおやつとしても楽しめるので、贈り物にするもよし、旅の途中に頬張るもよし。旬を包んだ季節限定の味も展開しています。

1808（文化5）年の創業以来、200年にわたって続く老舗の銘菓。栗と砂糖、寒天のみで仕上げた、まさに〈栗そのもの〉を感じられる羊かんで、濃厚な栗の風味を堪能できます。熟練の職人が手作業で練り上げる栗あんは、繊維や渋皮をあえてそのまま残すことで、素材感を強調。完全密封のブリキ缶でできたての風味を閉じ込めているので、開けた瞬間に栗の香りがふわりと立ち上ります。小豆を使っていないので、あんこが苦手な方にもおすすめの逸品です。

50年かけて湧き出す雪解け水と地元のボタニカルを使い、野沢の風土を閉じ込めたクラフトジン。シグネチャージンの「NOZAWA GIN」には、野沢の自然が育んだ杉やクロモジが使われていて、グラスを傾ければ森のなかを歩いているような香ばしさと清々しい香りが広がります。華やかで甘い香りのクロモジ、レモンの爽やかさを引き立てる杉。ストレートまたはソーダ割りでいただくと、爽やかな味わいをダイレクトに楽しめます。

もちもちとしたゆべしのなかに、香ばしいくるみがごろごろ。もっちり弾力のあるゆべしの食感とカリッとしたくるみの歯ざわりのコントラストが楽しく、甘じょっぱいゆべしの風味もクセになります。素朴ながらも深みのある味わいは、どこか懐かしく、心にぬくもりを灯すよう。子どもの健やかな成長を祈って作られたお菓子なので、ぜひお子さんのおやつにどうぞ。個包装されているので、配りやすいのも魅力です。

無添加ドライフルーツのアソートメントセットボックス。フルーツはすべて長野県産で、ぶどうやりんご、柿にプラムと、長野ならではの6つの味覚が楽しめます。果物本来の甘みや酸味がギュギュッと凝縮された贅沢な味わい。砂糖やオイル、添加物などを使わずに加工するので、健康志向の方やダイエット中の方へのお土産にもおすすめです。自然な甘さでお酒にもよく合うので、ワインやウイスキーとのペアリングを楽しむのも◎。

人気洋菓子店「りんごの木」を語る上で外せない看板スイーツのひとつ。バターが香るサクサクのパイ生地の中には自社農園で育てた紅玉りんごが端から端までたっぷり入っていて、口いっぱいに甘酸っぱい風味が広がります。シナモンを使わないやさしい味わいなので、お子さんのいる方へのお土産にもおすすめ。おひとりさま用の食べ切りサイズのため、お土産はもちろん、旅のお供としても人気の高い逸品です。

栗と砂糖だけで練り上げた栗きんとん「栗鹿ノ子（くりかのこ）」を忍ばせた贅沢な焼き菓子。ごろりと大きな栗の粒や濃厚な栗あんが入っているので、栗のおいしさをまるごと味わうことができます。生地にも自家製の栗あんを練り込んでいるので、優しい栗の甘みがふわり。ところどころに現れる栗鹿ノ子の粒が、ほくっとした食感と濃厚な甘みを添え、ひと口ごとに異なるおいしさが楽しめます。