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北陸新幹線×越乃Shu*Kura×おいこっとで、信越の海と山の車窓を楽しむ列車旅!

投稿日:2015年5月20日

北陸新幹線の開業にともない、長野県に飯山駅、新潟県に上越妙高駅が開業。信州と新潟が新幹線でつながることで、両県を周遊する旅の楽しみ方が増えました。

北陸新幹線と観光列車を組み合わせて、山と海の両方の車窓が楽しめる、信越の列車旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

十日町駅で「おいこっと」⇔「越乃Shu*Kura」に乗り継ぎできます

千曲川沿いにのどかな田園風景が連なる飯山線に、2015年4月4日にデビューした観光列車「おいこっと」。週末や休日を中心に、北陸新幹線・長野駅~十日町駅間を1日1往復運行しています。

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実はこの「おいこっと」、十日町駅で地酒王国・新潟が誇る“酒”をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura」に乗り継ぎができるのです。

こちらは十日町駅に停車中のおいこっと(右)と、越乃Shu*Kura(4月4日に撮影しました)。

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例えば、長野駅で9:15発のおいこっとに乗車すると、11:46に十日町駅に到着。越乃Shu*Kuraが十日町駅から上越妙高駅に向かって発車するのが14:48。十日町駅での乗り継ぎ時間が約3時間あるので、ゆっくりランチを食べて、ちょっとした観光も楽しむことができますね。

逆ルートで、越乃Shu*Kuraからおいこっとに乗り継ぐ場合も、十日町駅でお昼の時間帯に約3時間滞在できます。

「越乃Shu*Kura」に乗ってきました!

北陸新幹線開業にあわせ、上越妙高駅発着となった越乃Shu*Kuraに乗車してきました。

こちらは海にいちばん近い駅、と言われる信越本線・青海川駅の越乃Shu*Kura。海と空、そして車両のブルーが美しいですね。

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2号車は酒樽をモチーフにしたスタンディングテーブルと、レトロな雰囲気のランプでいいムード。お酒を飲みながら、地元のミュージシャンによるジャズの生演奏なども楽しめます。まるで走るジャズバーのようでした!

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同じく2号車のサービスカウンターには、新潟の地酒や地元の食材にこだわったおつまみなどが用意されています。

「Shu*Kura呑みくらべクーポン」(5枚つづり500円)を購入して、「利き酒コーナー」の地酒を飲み比べてみました。5種類の銘柄が用意されていて、お酒のグレードによって、クーポンが1~3枚必要になります。お酒好きは5枚では満足できないかもしれませんね!

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十日町で食べるなら、名物の「へぎそば」を!

十日町で何を食べよう…と迷った時は、名物の「へぎそば」はいかがでしょうか? つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使ったへぎそばは、つるっとしたのどごしが独特です。十日町は織物の町としても有名ですが、織物の糸をピンと張るために布海苔を使っていて、やがてそばのつなぎとしても使われるようになったそうです。

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今年の夏は、越後妻有(新潟県十日町市、津南町)エリアで3年に一度開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」も気になるところ。十日町周辺に宿泊して、自然の中でアートを楽しむのもおすすめですよ。

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