奥羽本線全線開通120周年!「駅旅帖」にスタンプを集めよう
2025/09/05

2025年9月14日、福島駅~青森駅を走行する奥羽本線は全線開通120周年を迎えます。これを記念して、ただいま「奥羽本線全線開通120周年記念駅スタンプラリー」が開催中! 本記事では、奥羽本線の魅力や今回の企画のお供としてゲットしたい「駅旅帖」のおすすめポイントなど、本スタンプラリーの楽しみ方について紹介します。
車窓も列車も楽しめる! 奥羽本線の魅力

奥羽本線は、福島駅~青森駅まで奥羽山脈に沿って走行する路線で、山形県ではさくらんぼ畑、秋田県では水稲の田んぼ、青森県ではりんご畑が広がるなど、沿線では地域ごとに特色ある自然豊かな車窓風景を楽しむことができます。
そして様々な列車との出会いを楽しめるところも魅力の一つです。福島駅~新庄駅間は山形新幹線、大曲駅~秋田駅間は秋田新幹線がそれぞれ乗り入れています。特に神宮寺駅~峰吉川駅間では、線路幅の異なる秋田新幹線と在来線が、三線軌と呼ばれる片側のレールを共有するという珍しい運行形態となっています。さらに秋田駅~東能代駅間はリゾートしらかみの運転区間でもあるため、さまざまな列車とすれ違うことができます。時には並んで走行するシーンを見ることができますよ。
そんな奥羽本線は、1905年9月14日に全線を開通してから120周年を迎えます。メモリアルイヤーを記念して現在開催されているのが本スタンプラリーです。スタンプ帳である「駅旅帖」を購入して、対象となる14駅すべての駅スタンプを集めると、かつて奥羽本線で活躍した電気機関車「ED75 755」のアクリルスタンドを入手できます(120周年に合わせ、先着120名まで!)。かなり貴重なものなので、コレクター心がくすぐられますね。
奥羽本線全線開通120周年記念駅スタンプラリー

開催期間:
2025年6月15日(日)~2026年3月15日(日)
対象駅:
奥羽本線 14 駅(福島駅、米沢駅、山形駅、新庄駅、湯沢駅、横手駅、大曲駅、秋田駅、土崎駅、東能代駅、大館駅、弘前駅、 新青森駅、青森駅)
参加方法:
「駅旅帖」を購入し、各駅の駅スタンプを集める
コンプリート賞

対象駅すべての駅スタンプを集めた方に、コンプリート賞として電気機関車「ED75 755」のアクリルスタンドをプレゼント(先着120名さま)
引換期間:
2025 年6月15日(日)~2026年 3月15日(日)
引換場所:
大曲駅 2階改札 (6:00~23:00)
引換方法:
駅係員に対象駅すべての駅スタンプを集めた「駅旅帖」を提示
- ※ お一人さま一つまでとします。
- ※ コンプリート賞の取り置きや郵送はできかねます。
- ※ コンプリート賞の引き換えの際、大曲駅スタンプ台紙ページに引換印を押印します。
まさに御朱印帳! 手元に残しておきたい「駅旅帖」

スタンプラリーに参加するにあたり、まず手に入れたいのが「駅旅帖」。「駅旅帖」は、本スタンプラリーに合わせ、横手・大曲統括センターの社員が考案したオリジナルのスタンプ帳です。この「駅旅帖」に対象駅のスタンプを集めていきます。御朱印帳をイメージして制作されたという厚みのあるデザインには、表紙の素材にもこだわりが。そこには「奥羽本線のメモリアルイヤーを記念して、アルバムのように大切に手元に残してもらいたい」という想いが込められているそうで、スタンプを集めるのはもちろんのこと、この駅旅帖を目的にイベントを楽しむ方も多いとか。
濃いめの赤地に金色の箔押しと、表紙で特別なオーラを放っている列車は、電気機関車「ED75 755」と、701系。「ED75 755」は、奥羽本線の電化に合わせて秋田機関区へ導入され、奥羽本線や羽越本線の客車普通列車のほか、上野駅~青森駅を走行していた寝台特急「あけぼの」や、大阪駅~青森駅を走行していた寝台特急「日本海」などもけん引したことがある機関車です。
客車列車の廃止や老朽化により、同じ時期に製造された他のED75が廃車になるなか、青森運転所へ転属し、旅客列車のほか貨物列車などをけん引。2000年代初頭まで活躍した「ED75 755」は、東北地方にゆかりのある機関車として、本スタンプラリーのコンプリート賞でもらえるアクリルスタンドの絵柄にも採用されています。

701系は、1993年に東北地区用に登場した電車で、30年以上経った現在も奥羽本線を走行しています。従来は運転台のない客車列車が中心の運行であり、終着駅で機関車の付け替えが必要でした。編成の両端に運転台がある701系が導入されたことにより、終着駅での手間や時間が短縮されたほか、加速性能も向上したため、大幅なスピードアップにつながりました。

気になる「駅旅帖」の構成は、スタンプラリー対象駅の駅名を印字した14ページと、白紙のページの全部で32ページ。白紙のページには、お好みの駅スタンプを押したり、旅の思い出を記入したりと、思いのままに使える仕様となっています。スタンプラリーを楽しんだ後も利用できるところは嬉しいポイントですね。
「駅旅帖」はどこで買える?

記念の年に相応しい、高級感のあるスタンプ帳「駅旅帖」は、NewDays、NewDays KIOSKの対象店舗や今後開催するイベント会場で購入することができます。好評のため、7月25日より販売箇所を拡大し数量限定で再販もされています。
スタンプラリーの期間は、2026年3月15日までと長めですが、必ず「駅旅帖」を手に入れたい方は早めの参加をおすすめします。この機会に、「駅旅帖」とともに、奥羽本線の鉄道旅を楽しんでみませんか?
「駅旅帖」
販売価格:2,530円(税込)
販売箇所:
NewDays KIOSK 湯沢駅、NewDays 横手店、
NewDaysKIOSK 大曲駅待合室店、★NewDays 大曲
NewDays 秋田ぽぽろーど店、★NewDays 秋田中央口
NewDays KIOSK 東能代駅店、★NewDays KIOSK 能代駅店
NewDays 大館
★は、新規販売店舗です。
- ※数量限定のため、在庫がなくなり次第終了となります。
- ※最新の販売情報は、JR東日本秋田支社の公式X またはJRE MALL Mediaでご確認ください。