
2025/04/22
ふくしまプレDC開幕! 福島の観光列車を乗り尽くそう!
2025年6月30日までの期間で開催中の「ふくしまプレDC(デスティネーションキャンペーン)」。キャッチコピーの「しあわせの風ふくしま」には、「新たな幸せの風が福島に舞い込んでほしい」という願いが込められています。「自然や絶景」「食や発酵」「歴史や文化」「体験や復興」など4つのテーマで福島の魅力を辿ることができますが、本記事ではプレDC期間中に走る列車を紹介します。
福島県を走る「のってたのしい列車」といえばこれ! まずは定番の2本をおさえよう
あいづSATONO

磐越西線の郡山駅~喜多方駅までを運転する観光列車「あいづSATONO」。2024年4月6日から運行を開始した、比較的新しい列車です。大きな窓から会津の大自然を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。車内には緑と青色のSATONOカラーの赤べこや起き上がり小法師などの装飾も。伝統工芸品が会津地方の文化を伝えてくれます。
あいづSATONO
運転日:
4月25~30日
5月1日~6日、9日、16~18日、25日、31日
6月1日、16日、20~23日、30日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
郡山駅10:05発/喜多方駅12:01着
喜多方駅15:32発/郡山駅17:16着
停車駅:磐梯熱海駅、猪苗代駅、会津若松駅
編成:HB-E300系 2両/全車指定席
SLばんえつ物語

「SLばんえつ物語」は、主に磐越西線の新津駅~会津若松駅を走る定期運行の蒸気機関車。“貴婦人”の愛称で親しまれており、大正ロマンを感じるレトロな雰囲気の内装が特徴的です。
車窓からは美しい自然を楽しめると同時に、流れる蒸気にSLならではの迫力を感じることもできます。車掌の制服も特別なデザインで、列車旅のワクワク感を味わうことができますよ。
SLばんえつ物語
運転日:
4月26日、27日
5月3日、4日、10日、11日、17日、18日、24日、25日、31日
6月1日、7日、8日、14日、15日、21日、22日、28日、29日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
新津駅10:03発/会津若松駅13:36着
会津若松駅15:27発/新津駅18:43着
停車駅:五泉駅、咲花駅、三川駅、津川駅、日出谷駅、野沢駅、山都駅、喜多方駅、塩川駅(上りのみ)
編成:SL+12 系 7両/全車指定席
個性派揃いの列車がプレDCを盛り上げます
E657系またはE653系で行く相馬野馬追号



「相馬野馬追(そうまのまおい)」に合わせて運行される臨時列車。品川から、祭りのメイン会場(雲雀ヶ原祭場地)最寄りの原ノ町駅へ行くのに便利な特急です。1号、4号はE657系で、2号、3号はE653系で運転します。昨年は人気ですぐに売り切れてしまったため、より多くの方に、便利に「相馬野馬追」を楽しんでもらえるように今年は2本に増便。
「相馬野馬追」とは、福島県相双地方に伝わる伝統的な祭典です。国の重要無形民俗文化財に指定されており、5月の最終土・日・月曜日の3日間で執り行われます。その起源は古く、平安時代に相馬氏の祖、平将門が下総国に野馬を放ち、敵兵に見立てて武芸を行ったことが始まりとされています。
見どころは、白鉢巻を締めた若武者が指旗をなびかせ、まさに人馬一体となり疾走する迫力満点の「甲冑競馬」と、花火で打ち上げられた御神旗を騎馬武者が奪い合う「神旗争奪戦」。「相馬野馬追号」に乗って、甲冑競馬や神旗争奪戦を見に行こう!
E657系またはE653系で行く相馬野馬追号
運転日: 5月25日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
1号…品川駅6:06発/原ノ町駅9:29着
3号…品川駅6:52発/原ノ町駅10:22着
2号…原ノ町駅14:15発/品川駅着17:58着
4号…原ノ町駅15:50発/東京駅着19:04着
停車駅:東京駅、上野駅、柏駅、土浦駅、水戸駅、いわき駅
編成:
1号、4号…E657系 10両/全車指定席
2号、3号…E653系 7両/全車指定席
- ※甲冑競馬や神旗争奪戦の観覧にはチケットが必要です。
- ・相馬野馬追について詳しくはこちらから
風っこ只見線満喫号

側面の大きな窓枠を外すことで風を感じながら景色を楽しむことのできる人気のトロッコ列車「風っこ」。このプレDC期間は、只見線の只見駅~会津若松駅を走行します。ログハウスのような内装で、どこか温かみのある車内から見る豊かな奥会津の風景は、旅の思い出に残ること間違いなしです。
風っこ只見線満喫号
運転日:
4月26日、27日、5月3日~6日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
会津若松駅9:12発/只見駅11:57着
只見駅12:48発/会津若松駅15:55着
停車駅:西若松駅、会津坂下駅、会津柳津駅、会津宮下駅、会津川口駅
編成:風っこ 2両/全車指定席
只見線レトロ満喫号

「只見線レトロ満喫号」は、鉄道開業当時の客車をイメージした、レトロ風にラッピングされた車両で只見線の只見駅~会津若松駅を運転します。座席はリクライニングシートで、景色をゆったりと楽しめます。新緑の季節に、只見川の雄大な渓谷を眺めながら、のんびりとした秘境路線の旅を満喫できる列車です。
只見線レトロ満喫号
運転日:
5月10日、11日、17日、18日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
会津若松駅9:15発/只見駅11:55着
只見駅12:48発/会津若松駅15:49着
停車駅:西若松駅、会津坂下駅、会津柳津駅、会津宮下駅、会津川口駅
編成:キハ110 系 2両/全車指定席
AIZUマウントエクスプレス1号

AIZUマウントエクスプレス1号は、東武鉄道の鬼怒川温泉駅から、野岩鉄道、会津鉄道を経由して只見線の会津若松駅までを結ぶ快速列車です。全車自由席のため、乗車券のみで利用が可能。座席はリクライニングシートのため、長時間の列車旅にも嬉しいところ。ふくしまプレDC期間中は、会津若松駅から喜多方駅間の延長運転を行います。
AIZUマウントエクスプレス1号
運転日:
4月26~30日、5月1日~6日
発駅・発時刻/着駅・着時刻:
会津若松駅12:06発/喜多方駅12:23着
(鬼怒川温泉駅は9:38発)
停車駅:塩川駅(磐越西線内は塩川駅のみに停車)
編成:会津鉄道車両 2両/全車自由席
- ※2025年6月までの運転日を記載しています。
- ※運転日や運転時刻は変更となる場合がございます。
- ・ふくしまプレDC「しあわせの風ふくしま」についてはこちらから
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会津若松駅から出ている只見線の記事はこちら↓↓↓