2024/12/27
烏山線「ACCUM」導入10周年記念! 男鹿線とコラボしたスタンプラリーを実施中
烏山線にACCUM(アキュム)が導入されてから今年で10年。メモリアルイヤーを記念して、2025年2月28日まで「烏山線×男鹿線エキタグスタンプラリー」を実施中です。栃木県を走る烏山線と秋田県を走る男鹿線。2つの路線の共通点とは? 烏山線は、ヘッドマークにも注目です。
烏山線と男鹿線の共通点は?
烏山線は、栃木県の宝積寺駅~烏山駅を結ぶ路線。宝積寺駅からは東北本線の宇都宮駅まで直通して運転しています。2023年に開業100周年を迎え、地元の方による愛称は「からせん」。沿線には田んぼやひまわり畑があり、のどかな風景の中を走るローカル線です。
男鹿線は、秋田県の追分駅~男鹿駅を結ぶ路線。奥羽本線に直通しており、秋田駅まで乗り入れています。愛称は「男鹿なまはげライン」。秋田市内から男鹿半島への足として、地元の方や観光客に利用されています。そんな一見、関わりがあるようには思えない烏山線と男鹿線との共通点が「ACCUM(アキュム)」なんです。
環境にやさしい車両「ACCUM(アキュム)」
「ACCUM」とは、蓄電池駆動電車の愛称であり、蓄電池を意味する「アキュムレーター」という言葉を引用しています。排気ガスをなくし、ディーゼル車両に比べて二酸化炭素排出や騒音を軽減するため、2014年3月に国内で初めて烏山線へ導入されました。車両の走行に必要な大容量の蓄電池を搭載した「ACCUM」は、非電化区間も走行することが可能。宇都宮駅~宝積寺駅の電化区間では、架線からの電力で走行しながら、蓄電池の充電を行っています。宝積寺駅~烏山駅間の非電化区間ではパンタグラフを降ろして蓄電池の電力で走行するため、電線がない区間を電車が走行する珍しい光景を見ることができます。
男鹿線にACCUMがデビューしたのは2017年。電化区間の秋田駅~追分駅は電線からの電気で、非電化区間の追分駅~男鹿駅間は蓄電池で走ります。男鹿線に導入されているEV-E801系は、烏山線の車両(EV-E301系)に比べて、交流電化区間を走行できることが特徴。寒さや雪に耐えられるような形式にカスタマイズされています。赤と青の車両のデザインは「なまはげ」をイメージしているとか。男鹿線の折り返し駅である男鹿駅や烏山線の折り返し駅である烏山駅では、専用の充電設備で急速充電を行う様子が見られますよ。
限定スタンプを獲得するための条件とは?
まさに「ACCUM」でつながる烏山線と男鹿線のスタンプラリー。対象駅は烏山線の烏山駅、宝積寺駅、宇都宮駅、男鹿線の男鹿駅、追分駅、秋田駅の全6駅。3駅分のスタンプを集めると両路線の車両が並ぶイラストの入った限定スタンプをゲットできます。(烏山線と男鹿線の両方のスタンプが含まれていることも条件となります。)環境に優しい「ACCUM」でのんびり旅をしながら、コンプリート賞の限定スタンプゲットを目指してみてはいかがでしょうか。
烏山線×男鹿線エキタグスタンプラリー
実施期間:
2024年11月22日(金)~2025年2月28日(金)
スタンプラリー対象駅:
【烏山線】烏山駅、宝積寺駅、宇都宮駅
【男鹿線】男鹿駅、追分駅、秋田駅
※各スタンプ対象駅のエキタグ設置場所・対応時間はアプリ内スタンプ帳の各駅の「i」マークをタップしてご確認ください。
達成条件および特典:
【3駅達成賞】
対象6駅のうち、烏山線、男鹿線の両線区を含めた3駅のスタンプを集めると自動付与
【コンプリート賞】
対象全6駅のスタンプを集めると自動付与
さらに、コンプリート賞を達成された方の中から、抽選で10 名さまに「オリジナルデザインNFT(平面)」が当たります。
※条件を達成すると自動的に抽選のエントリーが行われます。
烏山線はオリジナルヘッドマークをつけて運行中!
「ACCUM」導入10周年を記念して、烏山線では列車の前後にオリジナルのヘッドマークをつけて運転しています。小塙駅~滝駅間のひまわり畑を走行する様子や、「ACCUM」のロゴマークを使用するなど、「ACCUM」の車両や烏山線の沿線をイメージしたデザインの全8種類。列車の前後についている絵柄が全て異なり、全4編成に取り付けられています。エキタグスタンプを集めながらヘッドマークをつけた車両に出会えたら、より素敵な旅になりそうです。
「ACCUM」導入10周年オリジナルヘッドマーク
掲出期間:
2025年3月上旬頃まで
デザイン:
全8種類、JR東日本社員が作成(一部デザインの制作にあたり生成AIを利用)
※ヘッドマークは2月末より順次取り外しを行います。
※期間中の下記日程にて、烏山線では保守工事のため、一部列車が運休します。
2025年1月14 日(火)、2月25日(火)
- ・詳細はこちらから【PDF】
- ・エキタグについて詳しくはこちらから
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