【東北風土マラソン&フェスティバル】食べて飲んで楽しく走るお祭りが2025年も開催!

その土地の風土はフードに表れる──と、昔の偉い人が語ったか定かではないですが、宮城県登米市を舞台とする「東北風土マラソン」が2025年も開催されます! 食べて、飲んで、走ってもいいし、走らなくてもいい。地元の美味しいものを味わいながらそれぞれのペースでマラソンを楽しめる、そんな風通し抜群のイベントです。

東北風土マラソンとは? ~東北の食材と日本酒を世界へ伝える「グローバル・ファンラン」

チューリップのそばを走るランナーの画像
チューリップが咲き乱れる沿道
桜のそばを走り抜けるランナーの画像
こちらのコースには桜が

毎年春に宮城県登米市で開催されている「東北風土マラソン」は、「ランナーも、ランナーじゃなくても楽しいお祭りマラソン」というキャッチコピーが示す通りのファンラン(fun running=楽しむことを目的としたランニング)大会。美しい春の湖畔の風景のなかをただ走るだけではなく、道中で東北各地の名物グルメや日本酒の仕込み水を味わうことができる、という趣向が凝らされている点が特徴です。

左上から時計回りに、青森県のりんご、宮城県の笹かまぼこ、仙台牛のサイコロステーキ、登米地方の郷土料理である「はっと汁」

公式サイトには過去のエイドステーションに登場したおしながきが掲載されていますが、青森県のりんご、宮城県の笹かまぼこ、登米地方の郷土料理である「はっと汁」、仙台牛のサイコロステーキ……と、眺めているだけでよだれが出てきそう……。今年は大会のメインテーマである「海」に合わせて南三陸町のタコのやわらか煮、気仙沼の金のさんま(さんまの煮物)などなど、海の幸もさらに追加予定とのこと。

賑わいを見せる飲食・物販エリア
日本酒の試飲ブースの画像
さまざまな種類の日本酒が試飲できます
焼きたてのホタテ……この誘惑には抗えない
その場で握ってもらえるお寿司のブース

加えて、このイベントのタイトルが「東北風土マラソン&フェスティバル」とされている点にも注目。飲食・物販ブースで地元グルメを堪能できる「登米フードフェスティバル」や、東北の日本酒と蔵人が集結する「東北日本酒フェスティバル」もマラソンと並行して開催されるので、東北の魅力をさまざまな角度からたっぷりと味わうことのできる、まさに「お祭り」のイベントとなっています。

  • ・過去のおしながきは公式サイトのこちらで確認!

メドック・マラソンとは? ~世界的なワインの産地がもてなすお祭りのようなフルマラソン

メドック・マラソンの模様。コースの両脇は遥か彼方までぶどう畑が続きます
メドック・マラソンの模様。道端にはシャトーへの看板が
フライヤーとワインの画像
東北風土マラソンでは、メドック・マラソンとの関係性をフライヤーで解説しています

そんな「東北風土マラソン」ですが、背景にあるのは「東北の食材と日本酒を世界へ向けて発信したい」という想い。フランスのメドック・マラソンの企画協力のもと、日本国外も巻き込んだ「グローバル・ファンラン」をめざしています。

「東北風土マラソン」のロールモデルとなっているメドック・マラソンとは、ワインの産地として知られるフランスのボルドー地方で開催されているフルマラソン。ぶどうの収穫を間近に控えた9月に、8,000人を超える仮装ランナーが一面のぶどう畑のなかを走ります。

途中で通過するエイドステーションでは、世界的に有名なシャトーが提供するワインでおもてなし。さらにはオイスターやハム、チーズなどの補給食も味わいながら、お祭りのように賑々しい雰囲気のなかでゴールをめざすという、観光客にも人気のあるマラソン大会です。

着物を着た仮装ランナーの画像
たくさんの仮装ランナーの……
エイドステーションで補給する舞子の仮装ランナーの画像
ユーモラスな装いも……
ビール瓶とジョッキの仮想ランナーの画像
東北風土マラソンの楽しみのひとつ

なお、年ごとに異なるテーマの仮装を楽しめるのは、「東北風土マラソン」も同様。2025年のテーマは「海」で、そのテーマをモチーフとした大会のメインビジュアルも素敵です。個性的なアーティストによる過去大会に向けた作品群はやはり公式サイト内にギャラリーがあるので、覗いてみると、この大会のユニークさを事前に知ることができるかもしれません。

  • ・「東北風土マラソン」過去のメインビジュアルはこちらから

参加はまだ間に合う!「東北風土マラソン 2025」大会概要

「東北風土マラソン2025」のメインビジュアルの画像

東北の風土を活かした食とともに、気持ちよく身体を動かすことのできる「東北風土マラソン&フェスティバル」は、現在ランナーのエントリーを受付中。今年はコロナ禍によって中止となっていたフルマラソンも6年ぶりに復活します。一風変わった楽しみ方ができるマラソン体験を通じて、ここだけの東北の春を感じてみてはいかがでしょうか。

東北風土マラソン 2025

開催日時:
2025年4月20日(日)
・08:00 開場
・08:30 フルマラソン
・09:00 ハーフマラソン(11:30まで順次スタート)
・12:00 KIDSスマイルラン
・13:00 親子ラン
・15:00 終了

※ハーフマラソンはエントリー時に9:00~11:30のあいだで指定した30分の時間内でいつでもスタート可能。フルマラソンのスタートは8:30のみ。詳細はお申込みサイトにてご確認ください。

会場:
スタート/フィニッシュともに長沼フートピア トヨテツの丘公園(宮城県登米市迫町)

コース:
・フルマラソン 長沼フートピア トヨテツの丘公園から長沼を2周
・ハーフマラソン 長沼フートピア トヨテツの丘公園から長沼を1周
・親子ラン/KIDSスマイルラン 長沼フートピア トヨテツの丘公園より往復500メートル程度

制限時間/参加費/定員/参加資格:
・フルマラソン 6時間30分/9,900円(税込)/500人/高校生以上の健康で完走可能な男女
・ハーフマラソン 3時間30分/7,700円(税込)/3,000人/高校生以上の健康で完走可能な男女
・親子ラン 30分/1,100円(税込)/200組400人/親子各1名(子どもは小学生以下)
・KIDSスマイルラン 30分/招待制/50組100人/障がいのある小学生以上と伴走者のペア

※KIDSスマイルランは基本的にNPO法人KIDSによる招待制

記録証:
完走者には記録証をオンラインにて発行

参加賞:
エイドステーションにて東北各地の美味しい食を提供(フルマラソンは20食、ハーフマラソンは10食を目安)

完走賞:
東北の美味しい食(予定)、日本酒利き酒チケット(ソフトドリンク可)、ラッキー賞(抽選)

申込期間:
2024年11月8日(金)12:00~2025年3月23日(日)23:59(入金先着順、予定)

申込方法:
インターネットのみ

※その他の参加条件や申込規約などの詳細、お申込についてはこちらをご覧ください。

主催:
東北風土マラソン2025 実行委員会

共催:
登米市、南三陸町、登米市教育委員会、登米市観光推進協議会、長沼ふるさと物産株式会社、一般社団法人登米市観光物産協会、株式会社登米コミュニティエフエム

  • ・会場の「くりこま高原駅」までの新幹線予約に!「えきねっと」はこちらから
  • ・「東北風土マラソン&フェスティバル 2025」の公式サイトはこちらから

写真提供:東北風土マラソン実行委員会

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