えきねっとマガジン編集部の、夏の思い出をおすそ分け♪ 今回は長野県・新潟県の「のってたのしい列車」特集です！「2018年 夏の鉄道風景」をお楽しみください。

リゾートビューふるさと

篠ノ井線・大糸線を中心に運行している「リゾートビューふるさと」。土・休日を中心に長野駅～松本駅～南小谷駅間で、1日1往復運転しています。
今回は、松本駅17:23発の列車に乗って、長野駅まで約1時間の旅を楽しみました。

さっそくリクライニングシートに座ってみると、抜群のリラックス感にビックリ。思わずつぶやいた言葉は「さすがリゾート列車」でした。
座席の間隔が広めに取られているので、足を伸ばしてゆったりくつろぐことができます。

40分ほどすると、日本三大車窓のひとつとされる姨捨駅付近に到着。緑がいっぱいの景色を、車内からゆっくり満喫できます。
「眺望がきく席と反対側の座席に座ってしまった…！」という時には、ワイドな窓がある展望室もぜひ利用してみてください。秋・冬には紅葉や雪景色も楽しめるので、季節を味わいに出かけるのもおすすめです。

「リゾートビューふるさと」の停車駅・運行日など詳しくはこちら

おいこっと

田園風景や川、山など日本人が思い描くふるさとをイメージした飯山線の「おいこっと」。

長野駅～十日町駅まで約2時間30分、のどかな田園風景が広がるローカル線の旅の始まりです。

「おいこっと」は、夏休みに遊びに行ったおばあちゃんの家のような、古民家風の内装が特徴です。ほんのりと灯るライトや障子デザインのブラインドを眺め、「確かにうちのおばあちゃんの家もこんな雰囲気だったなぁ」と思っていた頃…

野沢菜漬けがふるまわれました。野沢菜漬けは、長野県民の食卓やお茶うけに欠かせない存在だそうです。

写真の森宮野原駅と飯山駅では改札の外に出て散策することもできるので、澄んだ空気で深呼吸。“いいかわ、いいそら、いいやません”の自然を満喫しました。

今回の旅では、十日町駅で「越乃Shu＊Kura」（写真右）への接続がありました。町へ出て食事をしたり散策を楽しんだりした後も、楽しい列車旅は続きます♪

「おいこっと」の停車駅・運行日など詳しくはこちら

越乃Shu＊Kura

地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトとした「越乃 Shu＊Kura」。この日はとても天気がよく、車両の「藍下黒（あいしたぐろ）」という伝統色と青空のコントラストがとてもきれいに感じました。
十日町駅では、「おいこっと」から乗り換える方も多く、長岡、柏崎、上越妙高など新潟県内のさまざまなエリアへ足を延ばされるようでした。

車内イベントスペース（2号車）では、売店の「蔵守」で販売する新潟県内の銘酒の利き酒を楽しめるほか、新潟県の蔵元の方々による蔵元イベントやジャズの生演奏などの車内イベント・サービスが盛りだくさん。移動時間のほとんどをイベントスペースで過ごしたくなるほどです。
お酒が入り、いい気分で楽しんでいると途中駅で「風っこ」とすれ違いました！

突然の遭遇にどちらの列車のお客さまも大喜び。列車旅の仲間に出会えたうれしい気持ちを、手を振りあい、カメラを向けあい、お互いにアピール。そんな姿を見て、ますます「のってたのしい列車」の魅力を感じることができました。

「越乃Shu＊Kura」の運行区間は上越妙高駅～十日町駅ですが、その他にも「ゆざわShu＊Kura」（上越妙高駅～越後湯沢駅）、「柳都Shu＊Kura」（上越妙高駅～新潟駅）として運行する日程もあります。
新潟の各エリアへのお出かけにあわせて、利用してみてはいかがでしょうか♪

「越乃 Shu＊Kura」の停車駅・運行日など詳しくはこちら