東日本各地の観光モデルコースをご紹介するサイトから、秋田県のおすすめモデルコース4つをピックアップ。
旅行したいけど、いろいろ調べて計画するのは苦手…という方も、各地の見どころを効率良くたくさん楽しみたいという方も、ぜひ参考としてご覧ください！

【コース1】春～秋限定コース／秋田の名湯を満喫、八幡平の高原を散策

田沢湖を遊覧船でめぐり、八幡平山麓の人気の温泉に宿泊。翌日は八幡平頂上のトレッキングを楽しみます。新緑、夏のお花畑、そして秋の紅葉は特におすすめ。

八幡平山麓の山頂付近から望む「八幡沼」。雪解けの頃から夏にかけては、高山植物が咲く

［コース概要］
八幡平山麓にある玉川温泉は、温泉王国秋田の中でも屈指の名湯。源泉の湧出口近くに、湯治客向けの玉川温泉、少し離れたところに一般客向けの新玉川温泉があり、岩盤の地熱を利用した「岩盤浴」が人気です。

大噴（おおぶけ）と呼ばれる、玉川温泉の源泉湧出口

八幡平には火山活動により形成された多くの湖沼や湿原があり「天然の火山博物館」と呼ばれるほど。その景観を楽しめるトレッキングコースは、1時間程度の手軽なものから本格的な半日コースまでがそろっています。

頂上までは新玉川温泉からバスで約1時間。バス停近くのレストハウスには、休憩所や特産品ショップなどがある

秋田の名湯を満喫、八幡平の高原を散策「JRで行く観光モデルコース」詳細はこちら

【コース2】内蔵が残る増田と産業遺産の小坂、温泉も

伝統的な商家や内蔵が残る増田の町並みと、近代化産業遺産の小坂、そしてレールパークで遊ぶ秋田のレトロ旅。宿泊は源泉掛け流し豪農の宿の強首（こわくび）温泉です。

明治から残る貴重な建造物を見学。夕暮れ時からの、趣ある景観も見もの。

［コース概要］
平成25年に、重要伝統的建造物群保存地区に選定された増田の町並み。かつての繁栄を今に伝える、伝統的な商家や内蔵が残る通りをたっぷり散策し、宿泊は静かな雰囲気が魅力の強首温泉へ。翌日は、全国一の小坂鉱山全盛時代の近代化産業遺産・小坂鉱山事務所、日本最古級の芝居小屋・康楽館、そして鉄道ファンに人気の小坂鉄道レールパークを訪れます。

旧小坂鉄道の設備を利用したレールバイクや、観光トロッコの乗車体験などが楽しめる「小坂鉄道レールパーク」

内蔵が残る増田と産業遺産の小坂、温泉も「JRで行く観光モデルコース」詳細はこちら

【コース3】田沢湖、乳頭温泉郷と、武家屋敷の角館

深さ日本一、神秘の田沢湖をめぐり、人気の秘湯「乳頭温泉郷」で宿泊。翌日は四季折々に風情豊かな、角館の武家屋敷の町を散策。

乳頭温泉郷七湯のひとつ「鶴の湯」の露天風呂

［コース概要］
水深400mを越え、日本一の深さを誇る神秘の湖「田沢湖」。龍神伝説の辰子姫をモデルにした「たつこ像」や、辰子姫を祀る「御座石神社」にも立ち寄ります。

瑠璃色に澄んだ「田沢湖」と、シンボル的存在「たつこ像」

宿泊は国内でも指折りの人気温泉地、「乳頭温泉郷」へ。宿ごとに独自の源泉を持ち、異なる効能・泉質の湯めぐりが楽しめます。翌日は、木立に覆われた武家屋敷が建ち並ぶ角館を散策。桜、新緑、紅葉、そして雪景色がすばらしい、情緒あふれる町並みです。

通り一面に咲くおよそ400本のシダレザクラ。4月下旬～5月上旬が見頃

田沢湖、乳頭温泉郷と、武家屋敷の角館「JRで行く観光モデルコース」詳細はこちら

【コース4】男鹿と横手、秋田の食と伝統文化と温泉と

秋田の民俗、伝統文化に触れ、温泉に浸る旅。四季を通じて楽しめますが「かまくら」や「なまはげ」の季節の冬もおすすめです。本場ならではのグルメも見逃せません。

重要無形民俗文化財に指定されている「男鹿のナマハゲ」と、和太鼓が融合した「五風なまはげ太鼓」

［コース概要］
かまくら、ぼんでんの「横手」、なまはげ、柴灯（せど）祭の「男鹿」。秋田の伝統文化に触れられる二つの地域をめぐります。もちろん、食も見逃せません。横手はご存じ横手やきそば、男鹿はハタハタ、しょっつる、石焼き料理と魚介類の宝庫です。

男鹿名物「石焼き料理」。魚介類などの材料を桶にいれ、高温の石を放り込み一気に煮上げる

1日目は武家屋敷通りのたたずまいを散策し、野趣あふれる川沿いの秘湯に泊まります。 2日目は「なまはげ」の風習に触れ、男鹿温泉へ。ダイナミックな海岸美と美しい夕陽や、 人気の男鹿水族館GAOも楽しめます。

日本海を一望できる、男鹿半島最北端の岬「入道崎」の灯台

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豊かな山々や湖、伝統文化にグルメ、名湯・秘湯など、魅力いっぱいの秋田県。とっておきの場所を見つけに、お出かけしてみませんか？

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