イルミネーション点灯の瞬間が感動的！杜の都・仙台がきらめく「SENDAI光のページェント」

投稿日：2015年11月25日

冬の仙台が、暖かな光であふれるイルミネーションイベント「SENDAI光のページェント」。お出かけになったことはありますか？
定禅寺通（じょうぜんじどおり）のケヤキ並木が60万もの電球でライトアップされ、ロマンティックなイルミネーションが楽しめる人気のイベントです。

2015年の「SENDAI光のページェント」は、12月6日～12月31日開催！

SENDAI光のページェントは、募金やボランティアスタッフなどで運営され、今年で30回目を迎えます。今年のテーマは「未来へつなげる愛の光！」。

開催期間は、2015年12月6日（日）～12月31日（木）の17：30～23：00（31日のみ～24：00）。
ケヤキ並木がライトアップされるのは、定禅寺通の東二番丁通～市民会館前。ほかに勾当台（こうとうだい）公園や市民広場などでイベントなどが行われます。

昨年の冬、鳴子温泉に行った帰りに、仙台で途中下車してSENDAI光のページェントを見てきました。

はじめて訪れる12月の仙台。新緑の頃、通りをおおうように繁っていたケヤキ並木を思い出しながら、点灯の瞬間を見るために、定禅寺通にある「せんだいメディアテーク」へ向かいました。

せんだいメディアテークは、ギャラリーや図書館などが入った複合文化施設。設計は建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞した建築家、伊東豊雄氏によるもので、世界的にも注目を集めている建築物です。建物の壁面はガラス張りで、上階からは定禅寺通のケヤキ並木を見下ろすことができます。

そして17時半。暗かった通りにイルミネーションが一斉に灯った瞬間に、たくさんの光が視界いっぱい飛び込んできました。思わずびっくりするほどのインパクトがありました！

落葉したケヤキ並木が、たくさんの電球でライトアップされています。

いざ、きらめく仙台の街へ！

定禅寺通の中央分離帯は遊歩道になっています。きらめくケヤキ並木に左右から囲まれて、まるで光の森の中を歩いているようです。

信号待ちをしていると、突然イルミネーションが消灯し、しばらくすると一斉に点灯しました！周囲からは歓声が上がります。

これは「スターライト・ウインク」というイベントで、18、19、20時に行われます。イルミネーション点灯の瞬間は、まるでマジックを見ているかのような驚きと感動が味わえるので、お見逃しなく！

小さな子供も、イルミネーションにうっとり見とれていました。

定禅寺通のイルミネーションを楽しんだ後は、イベント会場となっている勾当台公園へ。
ご当地ならではの屋台を物色していると“石巻直送・カキ”の看板を発見！大きなカキが殻ごと焼かれていました。

「わさびしょうゆ焼き」を注文。大きな殻に、焼きたてあつあつのカキが5個のって600円とお値打ちでした。もちろん、おいしい！

ほかに「とろけるチーズ焼き」や「タルタルソース」がありましたが、わさびしょうゆが“定番”とのこと。

たくさんの人でにぎわっていたSENDAI光のページェント。電球色の暖かみのあるイルミネーションと、それを楽しむ人たちの笑顔が印象的でした。全体的にほんわかとしたのんびりムードを感じられました。

とはいえ、仙台の夜の寒さは身にしみます！勾当台公園からは、地下鉄に乗って仙台駅方面へ。駅弁を買って新幹線に乗り込みました。

さっそくふたを開けると、ケヤキ並木のイルミネーションを思い出させる、きらめくイクラが目に飛び込んできて、思わず笑顔に！

仙台の冬の風物詩、ともいわれるSENDAI光のページェント。東京～仙台は、東北新幹線「はやぶさ」に乗って最短で約1時間30分。この冬、仙台にお出かけしてみてはいかがでしょうか？

※2015年に開催される「SENDAI光のページェント」に関しては、2015年11月15日時点の情報になります。お出かけの際は、最新の情報をお確かめください。