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飯山の“冬ならでは”を楽しむ旅[1]新・飯山駅と寺の町歩き

投稿日:2015年2月23日

3月14日、北陸新幹線 長野~金沢間開業にともない、北陸新幹線「飯山駅」が誕生します。開業に先駆けた1月下旬、“冬ならでは”の飯山を楽しむ旅に出かけました。

長野駅から飯山線に乗り継いで、飯山駅に向かいます。雪景色の車窓を眺めながら、45分ちょっとのローカル線の旅を楽しみます。ちなみに、北陸新幹線に乗れば、東京から飯山までは2時間弱になるんです。

信越自然郷の観光の拠点に! 新しい飯山駅の「飯山駅観光交流センター」

新しい飯山駅に到着。旧飯山駅から少し離れた場所で、昨年の11月から営業を開始しています。写真中央に見えるガラス張りの建物は、駅に併設の「飯山駅観光交流センター」です。

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飯山駅観光交流センターの内部は、モダンな雰囲気。一部が吹き抜けになっていて、広々とした気持ちの良い空間になっています。

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1階には、観光案内所「信越自然郷 観光案内所」が暫定オープンしていました。入口にはレンタサイクルも置いてあり、楽しげな雰囲気です。

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信越自然郷とは、長野県の北部と新潟県の9市町村(長野県飯山市・中野市・山ノ内町・信濃町・飯綱町・木島平村・野沢温泉村・栄村・新潟県妙高市)からなるエリアで、今後、北陸新幹線 飯山駅が、その玄関口となるそうです。

案内所には各種観光パンフレットはもとより、近くの斑尾山が起点となる信越トレイルのマップやガイドブック、おみやげによさそうな、地元の工芸品の販売コーナーもあります。

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駅構内や交流センター内には北陸新幹線の開業に合わせて、トレッキングやサイクリングなどのアウトドアプランの提供や、道具のレンタルを行う「信越自然郷アクティビティセンター」、軽飲食がいただける交流ホール「パノラマテラス」などもオープンするそうです。

観光案内所のスタッフの方々に、飯山の町のみどころをお伺いして、雪の降る中、散策に出かけました。

飯山の町歩き「寺の町」「高橋まゆみ人形館」

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雪に埋もれてよくわかりませんが、旧飯山駅があったところまで来てみると、駅舎はすでに取り壊されていました。周辺は広場として整備されるそうです。

ところで、「寺の町」とも言われる飯山、旧飯山駅のプラットホームに、誰でもつくことができる鐘があったのをご存じですか? その鐘の行く末が気になっていたのですが、広場が整備されてから移設されるとのことで、ほっと安心。

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少し歩くと仏壇のお店が12軒も密集している、通称「仏壇通り」にたどり着きました。地図を見ると、周囲にはたくさんのお寺の記号が。飯山が寺の町といわれる由縁です。

「この時期、階段の両脇が雪の壁になっているお寺があるんですよ」と、観光案内所のスタッフの方におすすめされて行ってみた「称念寺」は、黒と白のコントラストが印象的でした。雪国ならではの風情が感じられますね。

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さて、飯山といえばもうひとつ有名なのが「高橋まゆみ人形館」。飯山市に住む高橋まゆみさんが生み出す創作人形は、おじいちゃんやおばあちゃん、こどもたちのいきいきとした表情が印象的です。見る人が、思わず笑顔になってしまうような人形が、ふるさとの原風景の中に展示されています。

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冬の町歩きを楽み、冬の飯山名物デザートも購入。
飯山の“冬ならでは”を楽しむ旅[2]かまくらでお鍋と「バナナボート」に続きます。

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